サラエボ(サライェヴォ)な日々

ボスニア・ヘルツェゴビナ(ヘルツェゴヴィナ)のサラエボでの日々のあれこれ

スヴルゾの家

もう一つのサラエボの観光スポット、スヴルゾの家を紹介します。

こちらが入り口です。



入り口横には見取り図と解説が書かれています。
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この家はオスマン帝国支配時代のボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける代表的な住居の一つ。
この家は1640年から存在していたものの、火事にあって18世紀に再建されたそうです。

興味深いのは、selamlukと haremlukという二つの空間に分かれていること。
selamlukには男性客を迎え、おもてなしする空間、使用人の部屋などがあります。
他方のharemlukは家族の私的な空間となっています。

これは家の女性たちが主人以外の男性と顔を合わせることがないようにするためです。
ですから家の造りは専らそのような構造になっています。

写真に撮り忘れましたが、例えば食事を作るのは女性の仕事で、それを客人に持っていく際に顔を見られることがないよう食事を受け渡す場所があります。

その他にもいろいろと機能的に造られています。

では門をくぐって中へどうぞ。


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サラエボ シティバス

今日はムシムシして過ごしにくい日でした。
この湿気は東京にいるのと変わらない気がします。


今日のサラエボ、フェルハディヤ通り



こんなバスを発見。
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前から気になっていたサラエボのシティバス。
大手バス会社のCentrotrans社が運行しています。


私はまだ乗ったことがないのですが、パンフレットやホームページの情報によると、
カトリック大聖堂前をスタートしてアリパシナ・モスク、スケンデリヤ、サラエボ市庁舎(旧国立図書館)、コシェボのオリンピックスタジアム、などなどをガイドの話を聞きながら1時間かけて周ります。
サラエボ遊覧バスとでもいうもんでしょうかね。

パンフレットに載っていた順路はこちらの通り。
IMG_0001_convert_20080707025244.jpg


1日に12:00発と14:00発のバスがあります。
料金は5KMで、チケットは出発地であるカトリック大聖堂のすぐ近くのCentrotrans社の代理店で買うことができます。

気になるのはホームページに「ガイドがボスニア語(現地語)で案内する」と書いてあること。
せっかくのシティバスなのに、外国人観光客向けじゃないのか・・・?

今度機会があったら乗ってみて真相を確かめたいと思います。
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ユダヤ博物館−古いシナゴーグ

先日サラエボにあるユダヤ博物館に行ってきました。
去年書いた日記では博物館の隣にあるギャラリーの展示の様子を載せましたが、今回は博物館について。


博物館の建物(もとはシナゴーグだったもの)。
ちなみにこの写真は去年の冬に撮ったので、季節感がちょっとおかしいですね。




内部はこんな感じです
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もともと博物館ではなくシナゴーグだったのもあって厳かな雰囲気。


1492年スペインやポルトガルから追い出されたユダヤ人たちがバルカン地域に逃れてきました。
1565年にはオスマントルコ支配下のサラエボにもユダヤ人が住むようになったという記録があります。
1581年にサラエボでユダヤ人のための住居が造られ、それとともにシナゴーグの建設が認められました。
このシナゴーグは何度か火事に見舞われ、現在の形になったのは19世紀初めごろだそうです。



これはハガダ(ハッガーダー)という書物のコピー本。「サラエボのハガダ」として有名です。オリジナルは国立博物館にあります。
14世紀に書かれ、スペインから追い出されたユダヤ人によって、イタリアやドゥブロヴニクを経てサラエボに持ち込まれたものだそうです。
1894年までコーエン家が所有し、その後現在に至るまで国立博物館に置かれています。
第2次世界大戦や先のボスニア戦争中も多くの逸話と共に守られてきました。
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ハガダというのは、ペサハ(過ぎ越し)というお祭りの最初の夜の食事(セデル)に読まれ、セデルの順序が記されているそうです。
このお祭りに関しての詳細はこちらのページが参考になります。



展示内容は、トルコ政権時代のユダヤ人の生活、経済や文化面でのユダヤ人の役割、第2次大戦前の労働運動におけるユダヤ人の貢献、第2次大戦での苦難などについてとなっています。

こちらは展示のうちの一つ。ハーブの治療薬を売る店。今で言う薬局みたいなものでしょうか。
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博物館はサラエボの旧市街にあります。
大きな博物館ではありませんがじっくり見ているとけっこう時間が経ってしまいます。


ユダヤ博物館(Muzej Jevreja)
 住所: Velika Avlija bb
 電話: 033 535 688
 開館時間: 月〜金 10:00〜17:00(追記; 後で確認したら18:00までになってました。
                              たぶん観光シーズンだからだと思いますが。)
         日    10:00〜13:00
         土    休館
 入場料    2KM

*開館時間についてですが、入場者がいなかったりすると早く閉まってしまうこともあるかもしれません。
私が行った時、私以外に1人しかいませんでした。
管理しているおじさんは、入場者がいなくなると中の建物の入り口に鍵を掛けてました。
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ブーレック ピタ ゼリャニッツァ ・・・

昨日、手作りピタいただいた。
ピタ(pita)は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナのみならずこの地域で一般的な食べ物。
色んな具入りのパイとでもいいましょうか。

みんな週に一度は食べてるんじゃないかってくらい一般的です。
家でも作りますし、お店で手軽に食べることもできます。


昨日いただいたのはゼリャニッツァ(Zeljanica)。ほうれん草または菜っ葉の入ったピタです↓



形は写真のように棒状のものの他に、くるっと巻いた渦巻き型のもあります。

ピタには以下のようなものがあります。
 zeljanica(ゼリャニッツァ:ほうれん草または菜っ葉入り)
 sirnica(スィルニッツァ:チーズ入り)
 krompiruša(クロンピルシャ:ジャガイモ入り)
 burek(ブーレック:肉入り)
 tikvenica(ティクヴェニッツァ:カボチャ入り)

ちなみにこの呼び名はボスニア・ヘルツェゴヴィナにおけるものです。
お隣のクロアチアやセルビアに行くとピタは全てブーレック(burek)。
例えばチーズ入りはBurek sa sirom(チーズ入りブーレック)という風に呼ばれます。
ボスニアでブーレックというと肉入りピタです。
ちなみにボスニアの人気歌手ディーノ・メルリンは「ブーレック」という歌を歌っています。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの人たちに言わせると、「自分たちのピタが一番」だそうで(肉料理のチェヴァプチチも)、クロアチアやセルビアのは「あれはピタじゃない」と言い切ります。
クロアチアじゃ試したことありませんが、セルビアのベオグラードでブーレック(ピタ)食べた時、確かにおいしくなかったです。
買った店がたまたま良くなかっただけかもしれませんけどね。


ピタはお菓子じゃないので甘くないですが(カボチャ入りは食べたことがないので不明)、リンゴのピタ(リンゴのパイ)もあります。
それから家庭によってキャベツ入りのピタを作るところもあります。
これもとってもおいしいです。

街にはいたるところにピタ屋さん(ブレグジニッツァ:Buregdžinica)があります。
サラエボ市内にも何軒もあって、サラエボっ子は自分のお気に入りピタ屋があるくらい。
ピタ屋さんで食べることもできますし、包んでもらってお持ち帰りもできます。
2、3KM(170-255円くらい)出せばお腹いっぱい食べられますよ。
パン屋さんでもピタを置いてありますが、「餅は餅屋」ならぬ「ピタはピタ屋」にかぎる!

お店で注文する時は100グラム単位(50グラム単位でも大丈夫かも)で頼みます。
こちらの成人男性は500グラムをペロッとたいらげます。
日本人の標準的な胃だと200から300グラムくらいでちょうどよさそうです。

何種類かを組み合わせて頼むことも可能なので、自分が好きなものを食べられるだけ注文できます。
それからお店によってはお好みでピタにサワークリーム(Pavlaka)を乗せてくれます。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナのピタ、ぜひ一度お試しあれ。


ピタの写真を見てたら無性に春巻きが食べたくなってきました。
ちなみにピタの味は春巻きとは全然違いますよ!

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このごろ・・・

ここ最近すっかり放置状態ですが、ここのところの出来事を自分のための備忘録としてまとめておきます。


5月末にサッカーのBiH(ボスニア・ヘルツェゴヴィナの略)代表チームのコドロ監督がBiHサッカー協会に解任される騒動がありました。
監督に就任した1月初めからわずか4ヶ月での解任。
サッカーのニュースを追いかけていないので解任に至るまでの経緯の詳細はわかりませんが、サッカー協会と監督の間にはいろいろ確執があったようです。

でもこの解任劇後の反応を見てみるとサッカー協会自体に問題があるようです。
まずサッカーを愛する市民がサッカー協会の建物の前で抗議集会を決行。
そして、コドロさんとコドロさんをサポートしていた元代表選手のボリッチさんが中心となって「ボスニアのサッカーを救おう!」と銘打ったサッカーの試合を開催。
コドロさんたちを支持するサッカー界の主だった人たち、サッカー愛好家がコシェヴォスタジアムに集結しました。
皮肉なことに同じ日に行われたBiH代表対アゼルバイジャン(たぶん)代表戦では、観客はまばらで選手も「どうしても出場なくちゃいけない選手」が出たとか。
コドロさんたちにしてみれば、「それみたことか」と痛快だったことでしょう。

そういえば、日本の新聞でも久しぶりにオシムさんの記事が出ていたと思いますが、こちらでも新聞記事になっていました。
ふと思うのですが、将来BiH代表監督にオシムさんが就任する可能性を期待してもいいものなのでしょうか。
まあでもBiHサッカー協会がゴタゴタやってたらオシムさんはやるとは言わないでしょうけど。



それから昨日、ハーグの旧ユーゴ国際戦犯法廷から訴追され逃亡中のうちの一人が隣国セルビアで捕まったということで新聞やテレビが大きく報じていました。
捕まった人物は違う名前を名乗って否認しているみたいで、ただいま鑑定中。
残る逃亡中戦犯はあと3人とのことです。



今月16日にはルクセンブルクにてEUとのSAA(安定・連合化協定)正式調印が予定されています。
去年12月に仮調印してから半年。
当初4月中か5月中に正式調印という予測が流れていたけれど、EU加盟国の技術的問題でこの時期に。
仮調印してからあんまり状況に変わりはないというのが正直なところではありますが。
BiHにとっての監督役(目の上のたんこぶみたいに捉えている人もいますが)のOHR(上級代表事務所)が閉鎖されるかどうかも注目どころです。


毎度毎度ですが天気が変わりやすくて滅入ります。
出かけるときは折り畳み傘が手放せません。
ヨーロッパってカラッとしているイメージだったのに、湿気があって不快です。
日本のジメジメ度に比べたらマシなものかもしれませんが・・・。


次回は何か明るい話題を書くようにしたいと思います!
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春はどこへ? 夏到来!?

すっきりしない、変わりやすい天気が続いていたサラエボですが、先週末から晴天続きで気分も清々しいです。
日中は30度近くになることもあって、もう夏が来たか!?という感じです。
暑い時間帯は避けて、日が沈む頃、涼しくなる夕方にお散歩するのが気持ちいい季節になりました。

冬場には閑散としていた市場も、春になると旬のおいしそうな野菜や果物が並んで活気にあふれています。食べる楽しみも倍増です。
こちらでは野菜や果物は旬の時期にしか出回らないものも多いので、冬は手に入るおいしそうな野菜や果物が限られています。
私は普段あまり市場に行きませんが、この時期になると市場を覗きたくなります。


この時期、市場では色とりどりの新鮮な野菜・果物が手に入りますが、私が一番気になるのは苺!
jagoda

旬の味。
スーパーや市場で1kgあたり2〜3KM(約160〜240円)で売られています。
写真に写っている量でだいたい90円くらいでした。
思わずたくさん買ってしまい、おやつ代わりにちょこちょこ食べています。
ジャムを作るのもいいかもしれませんが、洗ってそのまま食べるのが一番おいしいです!

サラエボ市内にはいくつか市場が存在しますが、いずれ写真に撮ってブログで紹介します!

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