Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

猫も食わぬ援助物資

先日ミリャツカ川沿いの散歩道を歩いていたら見慣れぬものが目に留まりました。

以前の日記で紹介した歴史博物館横のヘリコプターのすぐ近くに、奇妙な記念碑が建ちました。
写真を撮りましたのでご覧下さい↓

konzerva-govedine.jpg



缶詰ですね。
牛肉の缶詰のようですがEU旗があしらわれています。

でも、なんで缶詰がこんなところに???

一緒にいたサラエボっ子が言うことには、「猫でさえも食わない」ほど不味い缶詰だそうで。戦争時、人道支援物資として送られたそうです。

インターネットで記事を見つけたので、訳して要約してみたいとおもいます。

ICARというこの缶詰、サラエボ市民は今でもそのうんざりするような感覚とともに思い出すそうです。
というのも、この缶詰が唯一の食べ物の選択肢であった時でさえ、ネコや犬でも逃げてしまうほどなのだそうです。
つまりそれだけ食べられたもんじゃないってことですね。

サラエボの芸術家たちが作り出したこのモニュメント、ボスニア戦争中にこの人気のない食べ物を大量に送った寄贈者を皮肉ってやろうというが目的だそうです。

台座の部分には「国際社会への記念碑 サラエボ市民の感謝をこめて」(意訳)と、国際社会への皮肉をこめたメッセージが書かれています。

なんでも国際社会に対しては、期限切れ缶詰を送った事に関して市民の批判がよく出ていたそうです。



それにしてもこんなものを建てちゃうなんて、これもジョーク好きなボスニア・ヘルツェゴヴィナ人ユーモア精神の為せる業?
おそらく行政側の許可を取っているはずですが、許可出した方も出した方というのか・・・こういうことには寛容なんですね。


ともかくも、サラエボ市民の心の叫びを形にした、おもしろい記念碑が建ちました。

Comment

 

なかなか嫌味な感じがいいね~~。
こんなの作っちゃうセンスに驚き!!

でも、作れちゃうくらい、同じ気持ちを国民が持ってたっていうのも事実なんだろうな・・・

私は下手な募金とかはまったく現地の人の役に立たずに、単なる自己満足になっちゃいそうで、あまりやりません。
本当は行動に起こすのが一番なんだろうけどさっ。
  • posted by Hary 
  • URL 
  • 2007.04/17 16:06分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

Hary へ

この国の人たちはこういうの作っちゃうんだよね。
ただ説明書きが何もないから、一見何のためのものかわからない。
この缶詰経験者のみが製作者と意図を共有できるようになってるんだよね。

この間、缶詰記念碑を見たらもういたずらされていたよ。Fの字の一部が剥がされていてCANNED BEE-になっていた・・・

募金するにせよ自分で行動するにせよ、基本的に自分のできる範囲でやればいいと私は思うよ
サラエボでは、道端で座っていたり通行人に寄ってきてお金をもらおうとする物乞い(小さな子どもから老人まで)が結構いるけど、私はいつも何もあげません。
一人一人にあげてもキリがないし、どれが本当にお金を必要としている物乞いなのか見分けられないし。
単なる言い訳になっちゃうかもしれないけどね。
  • posted by イエティ 
  • URL 
  • 2007.04/17 21:31分 
  • [Edit]
  • [Res]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 現在非公開コメント投稿不可です。

ご案内

プロフィール

イエティ

Author:イエティ
BiHとはボスニア・ヘルツェゴヴィナ(Bosna i Hercegovina)の略です
日本人にはまだまだなじみのない国、BiHへの観光客が増えるといいなと思いつつ、地味に情報発信中
ご質問、こんな情報があったらいいな~といったご感想など、コメントやメールフォームでお寄せください

最新の記事

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ 現在時刻

右サイドメニュー

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。